・前回の記事の概要
前回の記事では、
・シニシズムという「何事も馬鹿にしてみる態度」が現代に蔓延している。
・情報化社会で正しい情報を得るために、
情報の信憑性を測るために蔓延した。
・「物事の本質を見ている」と人を傲慢にさせるため、
SNS上での誹謗中傷、炎上の原因になりやすい。
・シニシズムを生業とした
マスメディア
シニシズムは物事において「裏の目的」を重要視しますが、
この裏の目的を暴露し、人を嘲笑の的にすることを生業の一部と
してきた人たちがいます。
それがマスメディアです。
あの政治家はかっこいいことを言っているが、本当は
不倫だらけの女好きだった
とか、
あの企業はお客様のために!とか言っておきながら
社員にブラック労働をさせていた
など、
どんなかっこいいことを言っていても、結局は汚い「裏の目的」
を通したいだけ
と笑ってきました。
・マスメディアの皮肉
そんなマスメディアも、今では偏向報道や情報操作、
裏事情などが知れ渡り、視聴者から
「こいつらも結局自分の利益が欲しいから偏向報道する
汚い人たち」
「人を騙して金稼ぐ人たち」
と言われています。
これこそ皮肉というものでしょう。
・シニシズムへの対策
このような厄介極まりないシニシズムも、ちょっとした対策が
あります。
シニシズムは自分をよく見せようとする人間によく刺さるため、
最初から欲を隠す気がない人には効きづらいです。
女性好きを公言している人に対して、この人は女好き!と
言いふらしても、わかりきっているのです。
カッコつけすぎは考え物、ということでしょうか。
私も気を付けようと思います。