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シニシズムを生業とするメディアの皮肉

・前回の記事の概要

前回の記事では、

・シニシズムという「何事も馬鹿にしてみる態度」が現代に蔓延している。

・情報化社会で正しい情報を得るために、

情報の信憑性を測るために蔓延した。

・「物事の本質を見ている」と人を傲慢にさせるため、

SNS上での誹謗中傷、炎上の原因になりやすい。

・シニシズムを生業とした

マスメディア

シニシズムは物事において「裏の目的」を重要視しますが、

この裏の目的を暴露し、人を嘲笑の的にすることを生業の一部と

してきた人たちがいます。

それがマスメディアです。

あの政治家はかっこいいことを言っているが、本当は

不倫だらけの女好きだった

とか、

あの企業はお客様のために!とか言っておきながら

社員にブラック労働をさせていた

など、

どんなかっこいいことを言っていても、結局は汚い「裏の目的」

を通したいだけ

と笑ってきました。

・マスメディアの皮肉

そんなマスメディアも、今では偏向報道や情報操作、

裏事情などが知れ渡り、視聴者から

「こいつらも結局自分の利益が欲しいから偏向報道する

汚い人たち」

「人を騙して金稼ぐ人たち」

と言われています。

これこそ皮肉というものでしょう。

・シニシズムへの対策

このような厄介極まりないシニシズムも、ちょっとした対策が

あります。

シニシズムは自分をよく見せようとする人間によく刺さるため、

最初から欲を隠す気がない人には効きづらいです

女性好きを公言している人に対して、この人は女好き!と

言いふらしても、わかりきっているのです。

カッコつけすぎは考え物、ということでしょうか。

私も気を付けようと思います。

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現代に蔓延する「シニシズム」って何?

生きづらさを感じている人「うーん・・・世の中どんどん便利になっていくし、できることもどんどん増えていく。それなのにこの息苦しさはどこから来るんだろう。。。?」

皆さんもこういった世の生きづらさ、

常に何かに気を付けなければいけないという息苦しさを

感じたことがあるのではないでしょうか?

さらに今現在にフォーカスするのであれば、

この息苦しさを少しずつ大きくしているものに「炎上」

あるのではないでしょうか?

今回はこの「炎上」と関わりがある現代人の主義の一つ、

「シニシズム」について説明したいと思います。

・シニシズムって何?

シニシズムとは

「様々な物事や行動を馬鹿にしてみる態度」のことです。

何かに打ち込んでいる人を見れば、

「無駄なことを必死にやって馬鹿だなあ」とか、

タピオカが流行れば、

「あんなものおいしくないし前からあった」とか、

何かいいことをした芸能人がいれば

「偽善者だ」など、

とにかく斜に構えては何事も嘲笑う態度をとる人たちのことです。

・なぜ今シニシズム?

シニシズムの蔓延の原因に、「情報化社会」があると

言われています。

情報量が爆発的に多くなり、

個人で情報を発信できるこの時代、

情報の信憑性が重要になりました。

さらに業界の裏事情、一部の人が独占していた利益などが

次々と暴露されていきました。

大量の情報やひた隠しにされていた汚い利益の源泉など、

このなかで人は「何を信じればいいのか・・・」と悩みます。

そこで、人々は物事の裏の目的を探るようになり、

「この情報はどんな人がどんな意図で発信しているのか?」

「この人はどんな目的で行動しているのか?」

これを知ることにより、情報の信憑性を測っていると

言われています。

・シニシズムって悪くない?

ここまで聞くとシニシズムは悪くないように思えます。

しかし、この考えは「自分は物事の本質を見ている」

人を傲慢にさせてしまいます。

近年のSNSでは自らがすべてを知っているかのように他人を

誹謗中傷する人達をみたことがあるのではないでしょうか?

また、常に人を嘲笑する態度をとっているため、

何かいいことをしている人や頑張っている人が

少しでも波風を立てれば、「やっぱりコイツは汚い奴だ」と

決めつけ、たちまち大小さまざまな「炎上」を起こすのです。

ご覧いただきありがとうございました。

次回は「シニシズムを生業とするメディアの皮肉」を

執筆予定です。

見て頂ければ嬉しいです。